定年後の起業、収入の不安と集客の課題をどう解消する?

  • 2024年5月16日
  • 2024年5月17日
  • コラム

50代になって定年退職も見えてきたところで、やりがいや生きがいを求めて起業に踏み切る人が増えています。人生100年時代と言われていますが、時間的にも精神的にもまだまだチャレンジできる余裕が残されており、これまでの知識やノウハウ、人脈を活用できる50代は起業にうってつけの年代なのです。

しかし、起業を成功させるまでの道のりは決して楽ではありません。起業したとはいえ、初めは無名そのもの。最初から思うように収益を上げられるとは限らず、起業後の生活に不安を感じる方も少なくないでしょう。安定して事業を継続させるには、集客力も必要です。

今回は、起業後に必ず直面する「収入面」「集客」の課題への取り組み方について考えていきたいと思います。

アルバイトが、事業が軌道に乗るまでの支えになる

起業してから気がかりとなるのが、お金の問題です。事業が軌道に乗るまでは、生計を立てていくことができるのか?といった不安を感じることでしょう。金銭的に余裕がないとビジネスを長期的・客観的に考えることができなかったり、本当にやりたいことを見失いがちになります。

>そのため、初めのうちは独立して始めた仕事だけに絞ろうとせず「生計を立てるための仕事」「独立してやりたい仕事」を両立させることが理想的です。まずは今の生活を安定させて心に余裕を持つことを念頭に置き、アルバイトや派遣で働きながら収入を得るのもひとつの手です。

また、起業した事業が長期間安定しなかった場合でも、アルバイトで得られる収入のおかげで何とか事業を続けられる可能性もあります。

定年後の起業とアルバイトの両立は可能?

「本業に絞って仕事をしなければ、独立とは言えない」「起業したって言うのにアルバイトなんて…」そのような声を耳にすることがあります。

起業後のあるべき姿とはどのようなものでしょうか?それは、本業だけに注力しようとする姿勢だけではないはずです。独立して始めた事業とは全く関係のないように見える仕事であっても、その経験が起業に活かされる場面は実は多いのです。

起業とアルバイトの両立は難しく感じるかもしれませんが、両者のバランスを考えることで無理なく続けることができます。初めのうちは、アルバイトを主としながらでも構いません。事業が軌道に乗り始めるまでに少なくとも1年はかかると想定し、いつまでに、どのくらいの収益を目指すのか、といった具体的な計画を立ててみましょう。

中・長期的な目標を定めて計画的に行動し、徐々に自分が本当にやりたいビジネスへの注力度合いを高めていくことが大切です。

定年後の起業成功の秘訣は情報発信にあり!

起業すればすぐに収益が上がると考えている方も少なくありませんが、実はそう簡単ではありません。実績づくりのために、採算が取れない案件をいくつもこなしていかなければならないこともあります。

そこで起業を決めたら取り組んでおきたいのが、ブログやSNSを運用した情報発信です。自分は何者なのか、なにが得意で、どのような強みがあるのかを地道に発信し続けることで、あなた自身の考えやビジネスに共感してくれる人と繋がることができます。

ブログを書くというのは地道で大変な作業ですが、日々の積み重ねは必ず誰かの目に留まり、必ず仕事に繋がるチャンスとなります。

どのように情報発信していけばよいのか分からないという時は、まずはあなたの事業を発信する場所を手にいれることから始めてみませんか?

あなた自身を見つめ直して、ビジネスの強みに

勝てるビジネスモデルをつくるためには、「人生の棚卸し」を通して、自分は何者であり、どんなことが得意でどんな強みがあるのかを探る必要があります。

自分らしさを再確認できる「棚卸し」のコツはこちらのコラムでご紹介しています。

シニア世代の起業では、長く企業に勤めた経験のある人ほど、次のステージでは「本当に自分がやりたいこと」で世の中に貢献したいという願望が強い傾向にあります。起業には、地道な努力を積み重ねと困難を乗り越えていく覚悟が必要ですが「夢を叶える」ことをモチベーションに、あなた自身のやりたいことを追求していってください。

信頼できる情報発信ツールを活用して集客しよう

専門家紹介サイト「マイベストプロ」は、自分のWEBサイトをもたなくてもブログやコラムでの情報発信ができる場所です。個人でホームページ集客するよりも多くの人の目に触れる可能性が高く、仕事に繋がる機会を得ることができます。

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